スタイリスト樋口かほりさんと考える
進化系ベーシック
vol.3
ベーシックなアイテムを使って
切れ味のある旬なスタイルを作る名手である
人気スタイリスト、樋口かほりさん。
連載3回目は、冬のおしゃれを
もっと楽しむための大人のコート選びとコーディネートについて、教えてもらいました。
Coat01
SHEEP BOA
CHESTER COAT
キャッチーなボアコートを主役に
お気に入りのコートさえあれば、冬のおしゃれは楽しい!大人なら、とことんベーシックなコートはきっとすでにワードローブにありますよね。それなら今年は少しだけエッジの効いた、着こなしの鮮度を上げてくれる一着を選んでみては。
Coat01
SHEEP BOA
CHESTER COAT
羽織ることで気分も高揚する
キャッチーなボアコートを主役に
お気に入りのコートさえあれば、冬のおしゃれは楽しい!大人なら、とことんベーシックなコートはきっとすでにワードローブにありますよね。それなら今年は少しだけエッジの効いた、着こなしの鮮度を上げてくれる一着を選んでみては。
シープボア風のエコファーを使用したチェスターは、主役感のあるちょっと特別なコート。着るだけで気分が上がるし、華やいで見えます。カジュアルにもキレイめにも合わせられて、軽くてあたたかい。冬ファッションを楽しむための心強い相棒だと思います。
今回選んだオフホワイトは、着こなしを明るく見せてくれつつ、ベーシックカラーとも合わせやすい絶妙な色味。オフホワイトと相性抜群のブラウンのボトムスでグラデーションを作り、黒のトップスでメリハリを。コートがボリューミーだから、中はスッキリした着こなしがおすすめです。
Coat02
WOOL STAND
COLLAR BLOUSON
定番ウールコートは、さりげない
ひとクセデザインでおしゃれ感UP
プレーンな、黒のウールのショートコート。一見すごくベーシックなようでいて、包まれるように深く合わさったフロントのデザインがユニークな一着です。飽きが来ず長く愛用できて、でもさりげなく印象的。程よい厚さの上質ウールは軽くて着心地が良く、きっと毎日つい手が伸びる、ヘビロテ必至のステディなコートです。
閉じて着たときのコクーンシルエットがきれいだから、ゆるいデニムを合わせるだけで様になる。冬に欠かせない巻き物は、ストールもいいけれどニットを使ってみると、着こなしに今年らしいラフさが出ます。旬な差し色は、今年は断然赤!
フロントを開けて着るとまた表情が変わるコートなので、一着で2パターンの着こなしが楽しめるのも嬉しいですね。
Coat03
HUMBIE
NO COLLAR
SL JACKET
テイストミックスで自由に着こなしたい
肌寒くなってきた時期から軽めのコートとして着られる、マッキントッシュのウールジャケット。ブランドのシグネチャーモデルHUMBIEから派生したノーカラージャケットは、マッキントッシュならではのシルエットの美しさや仕立ての良さ、上品な素材感が際立ち、おしゃれを格上げしてくれる頼れる存在感です。
Coat03
HUMBIE NO COLLAR
SL JACKET
王道のクラシカルジャケットこそ
テイストミックスで自由に着こなしたい
肌寒くなってきた時期から軽めのコートとして着られる、マッキントッシュのウールジャケット。ブランドのシグネチャーモデルHUMBIEから派生したノーカラージャケットは、マッキントッシュならではのシルエットの美しさや仕立ての良さ、上品な素材感が際立ち、おしゃれを格上げしてくれる頼れる存在感です。
今回は、ジャケットの首元と袖口からブラウスのフリルを覗かせて。千鳥格子柄やシルバーボタンのムードと共に上半身を思い切りクラシカルに作ったら、ボトムスにはあえて真逆の雰囲気を持つ、ゆるいスウェットパンツを合わせてみました。大人のミックスコーデには、起点となる上質なコンサバアイテムが不可欠。正統派なジャケットを味方に、この冬はもっと自由にファッションを楽しんでみて。
紹介アイテム
STAFF
STYLING / KAORI HIGUCHI (KIND)
PHOTO / YURI IWATSUKI
HAIR&MAKE-UP / KOSUKE HIROSE (UM)
MODEL / TYLA
TEXT / YUKI NISHIHARA
EDIT / YUKIKO TSUKADA (PON)

