
スタイリスト樋口かほりさんが指南する
垢抜けシンプルスタイルの作り方
vol.3
自然体の何気ない着こなしなのに、どこかグッとくる。
さりげない上級センスが光るスタイリングで
多くの女性誌などで活躍するスタイリスト、樋口かほりさん。
そんな樋口さんに、エリオポールの新作を使って
シンプルなのに垢抜けるコーディネートの秘訣を教えてもらう短期連載。
第三回は、コーディネートに悩みがちだけど
うまく取り入れてみたい、柄物の着こなし方について。
01
Leaf Print
柄の色とグラデーションで繋いで馴染ませていくのが着こなしのコツ
柄物って“気分転換”だと思います。いつもの自分にちょっと飽きてきた時に、一枚でパッと印象が変えられて、新鮮になる。ファッションで気分を上げるのにぴったりのアイテムです。でも、コーディネートに悩むから苦手…という声はよく聞きますね。私は、柄物こそなるべくシンプルに、そのまま潔く着るのが一番だと思います。それでもちゃんとお洒落しているように見えるのが柄物の良さ。意外と簡単なんですよ。
01
Leaf Print
柄の色とグラデーションで繋いで
馴染ませていくのが着こなしのコツ



柄物って“気分転換”だと思います。いつもの自分にちょっと飽きてきた時に、一枚でパッと印象が変えられて、新鮮になる。ファッションで気分を上げるのにぴったりのアイテムです。でも、コーディネートに悩むから苦手…という声はよく聞きますね。私は、柄物こそなるべくシンプルに、そのまま潔く着るのが一番だと思います。それでもちゃんとお洒落しているように見えるのが柄物の良さ。意外と簡単なんですよ。
リーフプリントのキャミソールワンピは、夏にぴったりの爽やかで華やかなアイテム。リゾートなら、そのまま一枚着るだけで素敵です。今回はもう少し街仕様に、大きめのジレを羽織って柄と肌見せの面積を抑えてみました。ジレは柄のベースと同じホワイトをチョイス。ハットやサンダルも、柄とグラデで繋がるようなカラーのものを。多色使いの柄の場合、合わせるものを柄にある色とリンクさせていくと、まとまり感のあるスタイルになります。
02
Stripe Print
さりげなく効かせたストライプ柄が
スタイル全体を引き締めてくれる



トップスとボトムス、2枚だけでのワンツーコーデが増える夏。無地のもの同士だと、シンプルゆえに丈感やシルエットのバランス調整、小物合わせのテクニックが必要で実は難易度が高い。どちらかを柄物にすれば、ワンツーコーデでも簡単にスタイルが決まります。
肩紐がスタイルのアクセントになりつつ、涼しく着られるサロペットスカートは夏のマストバイ。インに合わせるもの次第で表情が変わるので、着回し力も高いアイテムです。今回は、ストライプ柄のノースリーブブラウスをセレクト。ワンツーコーデでも物足りなく見えないのは、柄のおかげでスタイルに表情が生まれるから。ストライプ柄ってともするときちんと見え過ぎてしまうので、カジュアルなサロペットスカートやラフでキッチュなシニヨンヘアなど、真面目さを崩す要素を散りばめるのが垢抜けのポイントです。
03
Heart Print
総柄ワンピースは気負わずそのまま。ヴィンテージライクに着るのが今っぽい
総柄のワンピースは、夏こそトライ。あれこれコーディネートするとクドくなりやすいから、一枚でさらりと着られて、肌見せの抜け感も味方にできる夏にぴったりのアイテムです。新しい柄ワンピを着た時のリフレッシュ感、高揚感ってとてもポジティブ。自然と周りまで元気にできるような、パワーを持った夏らしいスタイルです。
03
Heart Print
総柄ワンピースは気負わずそのまま。
ヴィンテージライクに着るのが今っぽい



総柄のワンピースは、夏こそトライ。あれこれコーディネートするとクドくなりやすいから、一枚でさらりと着られて、肌見せの抜け感も味方にできる夏にぴったりのアイテムです。新しい柄ワンピを着た時のリフレッシュ感、高揚感ってとてもポジティブ。自然と周りまで元気にできるような、パワーを持った夏らしいスタイルです。
エリオポールの新作で目をひいたのは、グリーンの幾何学模様がヴィンテージライクなフレアワンピース。清涼感のあるシアサッカー素材で風通しもよく、ウエストシェイプはゴムなので着心地も楽。暑い夏にも快適に着られそうです。よーく見るとハート柄なのが大人の可愛さ!一枚でインパクトが絶大なので、ヌーディなミュールを合わせるだけの超シンプルコーデ。ヘアスタイルもばさっとラフに、とことん抜いた着こなしがおすすめです。
紹介アイテム
STAFF
PHOTO / GINJIRO UEMURA (Y’s C)
STYLING / KAORI HIGUCHI (KIND)
HAIR&MAKE-UP / NOBUYUKI SHIOZAWA (Mod’s hair)
MODEL / EVA D.
TEXT / YUKI NISHIHARA
EDIT / YUKIKO TSUKADA (PON)