スタイリスト斉藤美恵さんが指南する
大人カジュアルのスタイリング講座
Vol.2
スタイルの更新は、進化したセットアップを味方に
時代のムードを取り入れた、洗練された大人の
カジュアルスタイルで人気の、スタイリスト斉藤美恵さん。
連載第二回は、この春よりアップデートされた
セットアップの着こなしにフォーカス。
Set-up01
THE ELLISON 3PIECES
大人のさまざまなシーンに活躍する
端正でモードなスリーピース
一般的なものとは逆で、ジャケットはノーカラー、ジレにテーラード襟がついているデザインがユニークなスリーピース。ノーカラーのジャケットは、カーディガン代わりにラフに羽織れて個人的にも好きなアイテム。ジレと重ねることで襟付きジャケットのようにも使えて、便利ですよね。夏ならジレ一枚で着たり、タンクトップにジレを羽織ったり。ジャケット、ジレともにストンとしたボクシーなシルエット、程よいオーバーサイズゆえ、着るだけで今っぽいマニッシュさを演出してくれます。
ボトムのタイトスカートもラップのデザインが効いていて、Tシャツをインするだけで着こなしが決まる一枚。セットアップを買うとき、それぞれが単品でも活躍するイメージが湧くことって大事。このエリオポールのスリーピースは、それぞれが着回しやすく日常の多様なシーンで着られて、揃えて着るとモードで凛としたオーラを放つ。完成度の高いセットだと思います。
Set-up02
IPEKER PRINT PAJAMA SET-UP
着こなしやすいディテールで叶える
トレンドのパジャマライクスタイル
おしゃれ上級者の間で話題のトレンド、パジャマライクなセットアップ。憧れはあるものの、いかにもパジャマな感じだと、大人にはどうしても難しいですよね。エリオポールの新作で見つけたこのセットアップは、絶妙な塩梅のデザインで、シルクのように滑らかなファインビスコース素材もリッチなムード。これなら大人でも上手に着られそう!ととても気に入りました。パジャマ感の出るパイピングディテールは袖口と裾のみにあしらわれていて、顔まわりはプレーンな開襟デザインなのが着やすさのポイント。トルコのIPEKER社の、甘くならないボタニカル柄のカラーリングもシックで都会的です。
今回は、インにシンプルなタンクトップを合わせて、セレブの休日のような抜け感のあるカジュアルスタイルに仕上げました。シャツの前を閉じてパンツにイン、アクセサリーやヘアスタイルできれいめにすれば、華やかな場に似合う着こなしも可能です。
Set-up03
DRY TOUCH
SMOOTH SET-UP
旬のパンツレイヤードで、
シャツワンピの新しいバランスにトライ
ロング丈のシャツワンピースは、前を閉じてワンピースとしても、開けて春の薄い羽織としても使えて便利。一枚持っておくと、季節の変わり目に着回しが効くアイテムだと思います。座った後の後ろ身頃って意外と気になるから、シワになりにくいスムース素材が嬉しい。程よく肉感のあるとろみ素材が、動くたびゆらめくドレープを描いて、エレガントな印象で着こなせます。
スカートとパンツをレイヤードするスタイルは、最近のトレンド。全体のバランスがブラッシュアップされて更新感が出るので、取り入れてみたいコーディネートです。組み合わせのバランスが難しいからこそ、こうしてセットアップで取り入れるのが安心。ニュアンスのあるモカカラーで統一することで、大人のクラス感も演出できます。今回はトングサンダルを合わせて、ラフなリゾートカジュアルをイメージしました。
紹介アイテム
STAFF
PHOTO / MITSUTAKA OMOTEGUCHI
STYLING / MIE SAITO
HAIR&MAKE-UP / KOSUKE HIROSE(UM)
MODEL / IRYNA KAPOVA
TEXT / YUKI NISHIHARA
EDIT / YUKIKO TSUKADA(PON)

