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エリオポールで見つける
スタイリスト福田麻琴さんがアンサー
春のおしゃれキーワード

少しずつ春に向けてワードローブを整え始める時期。お買い物計画は順調ですか？　今回、今の気分に合ったベーシックスタイルを提案してくれるスタイリスト福田麻琴さんに、この春欲しいものを伺うスペシャル企画が実現。２回に渡って、ちょっとワクワクするような更新感と、手持ちのお洋服にも馴染みやすいワードローブのベースとなるアイテムを麻琴さんがピックアップ。竹下玲奈さんの着こなしとともに、そのおすすめポイントを解説してくれます。

福田麻琴さん／ Makoto Fukuda
ファッション誌を中心に広告、CM、カタログなど、幅広く活躍する人気スタイリスト。ファッションだけでなく、ライフスタイルにも抜群のセンスが光り、麻琴さんのプライベートも常に注目の的。エッセイスト、ブランドのディレクション、コラボ商品開発など、幅広いジャンルでマルチに活動中。プライベートでは 1 児の母。
instagram：＠makoto087　YouTube：FUKUDAKE ？

セットアップはワードローブの必需品。
この春はスカートタイプが気分です！

もはや、一過性のトレンドを通り越して、ベーシックアイテムに昇格していると思うセットアップ。あれもこれも買うのをやめて、汎用性の高いものに厳選するようになって、ますます色々と着回しが効くセットアップに注目するようになりました。セットアップと一言で言っても、いわゆるスーツ的なジャケットセットから、トップスとボトムスが揃ったニットアップなど、組み合わせも多彩。素材や色味でも印象が全然違うし、カジュアルなものからきちんとしたものまでバリエーションがますます豊富になっていますね。仕事柄もあり、ついパンツタイプを手にすること多かったのですが、この春はスカートタイプも多く、それだけで更新感が。私も気になっています。

Style 01

ワンピ感覚でセット使いも簡単！
柄物セットアップがおすすめです

たくさんあるセットアップの中で、パッと目についたのがチェック柄のブラウスとスカートの組み合わせ。それぞれに存在感があるから、単品使いでも活躍間違いなし。このスカートはギャザー使いでたっぷりとしたシルエットも可愛い。すこしシャリ感がある素材と落ち着いたトーンなので、チェック柄でも子供っぽくならないさじ加減も絶妙です。チェックの中の一色を使ってイエローのニットと合わせたのがポイント。夏になったら T シャツとビーサンで、さらにリラクシーに着るのも絶対に可愛い。

ブラウスとスカートのセットアップは、ワンピース感覚で誰でも取り入れやすい。柄物同士をセットで着ると派手になるかなと心配になる人もいるかもしれませんが、意外と調和して、柄の印象が薄まる気がします。スカートも後ろがゴムでストレスフリーな着心地。ブラウスをスカートにインするかアウトするかでも印象が変わるので、いろいろな着方が楽しめると思います。

Style 02

デニムライクなジャケットは
気負わずラフに着られる

この春はいつも以上にジャケットが気になっています。きっちりと着るのも好きですが、あえてブルゾン感覚でラフに着たい。エリオポールのジャケットはテーラリングがとってもすばらしく、シルエットがきれい。これは比較的きれいめに見えるジャストサイズながら、デニムライクな素材を用いることできっちりしすぎない、そのギャップがいい。ジャケット自体に苦手意識がある人も、G ジャン感覚で気負わずに着られそう。今回はあえてボリュームパンツとタンクトップでよりリラクシーさを出してみました。

本格デニム素材の様な生地で仕上げたジャケットとスカートのセットアップ。薄手でゴワゴワせず、しなやかで着心地もいい。本当のデニムと違って、色落ちの心配がないのもいいですね。使い込んだような程よい風合いと、それでいてキレイめに見えるシルエットのバランスも絶妙。セットで着るとより洒落感が高まります。かっちりめの小物を合わせて、あえてフォーマルに着るのも素敵。